タイ・バンコク電車「20バーツ均一運賃」の登録受付開始! 13路線194駅が対象に。

8月25日、タイ首相府報道官は「電車20バーツ均一運賃は、国民の生活費を削減し、すべてのタイ国民が利用可能です」と発表し、アプリ「ทางรัฐ(ターンラット)」を通じて本日から登録が可能となったことを通知しました。
20バーツ均一運賃の対象は、13路線194駅に昇ります。

登録に時間制限・人数制限はなく、すべてのタイ国民(13桁の身分証番号を持つ者)が登録可能となっています。

一方、関連する法整備として運輸省が提出した3法案のうち、「鉄道輸送法案」はすでに下院で第2・第3読会を通過し、今後は上院で審議される予定です。
「タイ都市鉄道公社法案」および「共通乗車券管理法案」も来週中に審議が完了する見込みで、政府は20バーツ均一政策を全面的に推進する姿勢を示しています。

特に「共通乗車券法案」が成立すれば、チケットシステムの統合管理が可能となり、利便性の向上と輸送課題の解決が期待されています。

報道官によれば、今回の政策により鉄道利用者は現在の1日約170万人から20%増加すると見込んでいるとのことです。

※以下、外国人の我々には、直接関係ないかもしれませんが、一応。

登録方法(無料・手数料なし)

①スマートフォンにアプリ「ทางรัฐ」をダウンロードしてインストール
②アプリを開き「電車20バーツ均一」登録を選択 → 身分証番号13桁を入力 → 案内に従い完了
③登録後、利用する乗車券カードをアプリに紐づけ
④紐づけが完了すると即時有効化 → 登録カードで20バーツ均一運賃が利用可能
⑤実際の運用開始は 2025年10月1日(水)から

登録条件・資格

・タイ国籍を持つこと
・13桁の身分証番号を有すること
・利用に紐づけ可能な乗車カードを持つこと

対応する乗車カード

・EMVコンタクトレスカード(MRT・エアポートリンク用)
Visa・Mastercard のデビット/クレジットカード(非接触マーク付き)

・Mangmoom EMVカード(MRT専用の「蜘蛛カード」)
MRTの窓口で購入可能

・Rabbitカード(BTS用)
既存のラビットカードを利用可能。未所持の場合はBTS駅窓口で購入可能

登録初日時点では、さしたる問題はでていないようです。
問題は、実際の運用開始日ですね。
また大混乱が起きそうな…、予感。

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