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タイ東部、建設中の歩道橋が崩落。116トンの橋桁が落下。被害額1,000万バーツ以上に!
- 2025/8/23
- 事故・火災(タイローカル)

8月22日午後8時20分ごろ、チャンタブリー県マカム郡の国道317号線(チャンタブリー – サケーオ間)の歩道橋建設現場で、大規模な事故が発生しました。
完成間近だった重さ116トンの橋桁が突然崩落し、通行中のトレーラーやクレーン車を直撃し大破させています。
幸いにも、多数の作業員がその場にいたにもかかわらず、死傷者は出ませんでした。
崩落の瞬間は現場にいた作業員によって記録され、コンクリートの巨大な塊が落下する様子と、作業員たちが必死に逃げ惑う姿が映し出されていました。
今回崩れ落ちた歩道橋は、鉄筋コンクリート製の橋脚2本を支柱とする構造で、幅2.4メートル、長さ36メートル、屋根付きの設計であり、階段部分も含め総工費は約700万バーツと伝えられています。
当日の午前中には、重量58トンのコンクリート板2枚がクレーンで吊り上げられ、T字型に組み合わせる作業が行われていました。
しかし夜になり、機材を撤収する準備を進めていた矢先に橋桁が崩落してしまいました
現在、落下した橋桁は道路を完全に塞いでおり、上下線ともに通行が不可となっています。
今回の被害額は少なくとも1,000万バーツに上ると見られ、事故原因については引き続き詳細な調査が行われています。