ラノーン県で警官が銃乱射、実姉を射殺。 酒乱で銃乱射の過去を持つ。

8月22日深夜午前0時頃、タイ南部ラノーン県の警察署に、雑貨店に向けて銃が乱射されたとの通報が入りました。
犯人はピックアップトラックで逃走したとのことでした。

現場の状況

現場はペットカセーム通り沿いの2軒続きの雑貨店。
そこには多数の親族が集まり、犠牲者の遺体を取り囲んでいました。


亡くなったのはユパヨンさん(71歳)で、銃弾が左腰を貫通し、店先で死亡していました。

他に負傷したユワパーさん(75歳)は、病院へ救急搬送されました。

鑑識の調べで、シャッターには8発の銃痕、店内には銃弾3発、9mmの薬きょう2個が見つかっています。
犯人は車で逃走してしまいました。

背景と証言

捜査によって、容疑者はラノーン県入国管理警察所属のソムサック巡査部長(54歳)であることが判明します。
犠牲者の弟で、甥の証言によれば当時酒に酔っており、母親と口論の末に「一家皆殺しにする」と脅してきたと話します。

その後、親族は母親を病院に連れて行こうと、道路向かいの雑貨店(犠牲者の家)へ避難。
しかし容疑者は短銃を持って追いかけ、発砲。
家族らは慌ててシャッターを閉めて逃げ込んだが、ユパヨンさん(姉)は「弟が本気で撃つはずがない」と思い外に残り、銃弾に倒れました。

犯人の素性

容疑者は若い頃射撃選手として県代表だった経験を持ち、腕前は確かな者でした。
普段は問題行動はないものの、酒を飲むと精神が不安定になり、しばしば親族と口論していたと言います。
過去のバイク事故で脳にダメージを負ったこともあり、酒に酔うと銃を空に撃つなどの危険行為を繰り返していました。

警察は複数の証人から事情を聴取し、容疑者に逮捕状を請求する方針です。

そもそも精神不安定なやつを警察官として雇用し続けてるのは、いかがなものか?

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る