セブンイレブン限定『スターバックス缶コーヒー』。 なぜセブンにスタバ缶コーヒーが?販売秘話。
- 2025/8/10
- 企業PR

最近、タイの「セブンイレブン」に入ると、冷蔵棚に並ぶ缶コーヒーが目立つようになりました。
アマゾン、バーディー、ネスカフェ、アラバス、ボスコーヒー、UCCなどがあり、価格は29バーツ~39バーツと安価です。
そこに新たな選択肢として登場したのが、「スターバックス缶コーヒー」!
商品名は「STARBUCKS DOUBLESHOT」で、スターバックスならではの濃厚な味わいが特徴です。
フレーバーは、以下の3種類です。
・アメリカーノ(無糖)
・アメリカーノ(甘さ控えめ)
・エスプレッソ・ラテ
内容量は220mlで、価格は49バーツ。
競合他社よりやや高めですが、スターバックスの店舗で購入するよりは圧倒的にお手軽価格です。
「なぜ全国に店舗があるスターバックスが、わざわざ缶コーヒーをセブン限定で販売するのか?」と疑問に思う人もいるでしょう。
実はこの「スターバックス缶コーヒー」はマレーシア製で、ネスレ(タイ)社が輸入販売権を取得したものでした。
利便性を求める顧客層を拡大するため、“お手頃価格のスターバックスRTD”として投入しました。
全国に約14,000店舗あるセブンイレブンでの販売により、都市部から地方まで幅広い層へのブランド浸透を狙っています。
なお、現在タイ人は平均で1日1.7杯のコーヒーを飲んでおり、タイのコーヒー市場はなお成長を続けています。
2025年の市場規模は650億バーツと見込まれています。