タイ・ランシットの人気無許可営業のクラブを摘発。薬物反応175人、未成年も。

8月8日午前0時45分、タイ内務省は、「ZERO DRUG」作戦を実施しました。
特別部隊80人を動員し、現場となった
パトゥムターニー県ンシット-ナコーンナヨック通りにある「スキンパブ(skin pub)」に突入しました。

このパブは、住民から「店内で薬物が使用されている」との通報を受けていました。

店内には男女380人の客が酒を楽しんでおり、当局は全ての出入口を封鎖。
生演奏中のバンド演奏を中断させ照明を点けると、客たちは逃げようと大混乱になったが、すでに退路には局員を配置していました。

床やソファ下からはケタミン、MDMA、アイス(メタンフェタミン結晶)、ヤーバー(覚醒剤錠剤)など、多量の違法薬物や電子タバコ用ポッドが散乱していたと言います。

検査の結果、尿から薬物反応(紫色反応)が出た者は、男女計175人(男性91人、女性84人)でした。
また17歳未満の未成年7人(女子5人、男子2人)も店内にいたと伝えられています。

店長は、以下の44つの容疑で逮捕・送検された。

①無許可でのクラブ営業
②法定時間外の酒類販売
③20歳未満への酒類販売
④未成年の不適切な行動を助長

さらに、店内で薬物犯罪を放置した行為は国家平和秩序評議会(NCPO)の命令違反にあたるため、県知事によりこの店舗は5年間の営業停止命令が出される見通しだと言われています。

ランシット辺りはこのようなナイトクラブがたくさんあるように見受けますが、通報がないと動かないでしょうか。

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