パタヤも振り込め詐欺の一大拠点です。仲間割れからパタヤのアジトが判明! 中国人ら8名を逮捕。

振り込め詐欺の拠点としては、ミャンマーやカンボジアが有名ですが、タイのパタヤもそれに次ぐ一大拠点となっています。

タイ・パタヤで活動していたコールセンター詐欺グループが、韓国人メンバーの通報によって摘発されました。
この韓国人男性アン・ヒョンスプ容疑者(31歳)は、8月6日午後11時過ぎに「暴行を受け身の危険を感じる」としてチョンブリー県の入国管理警察に通報してきました。
警察は深夜を通じて捜索を行い、翌朝、パタヤのジョムティエン地区の住宅でアン容疑者を発見しました。

アン容疑者は顔や頭部、体に複数の打撲傷があり、首にはロープで締められた痕も確認されました。
しかし、警察が調べを進める中で、彼の名前がすでに6月21日の別事件で浮上していたことが明らかになります。
その事件では、韓国人男性がタイ当局に救出され、22人の韓国人が詐欺グループの一員として摘発されていました。

取り調べの結果、アン容疑者は自身が仲間に裏切られて暴行されたことを認め、警察に協力するしかなくなったというわけです。

これを受けてチョンブリー入国管理警察は、彼の案内に基づき、2つの住宅アジトを急襲。
現場には、中国人男性1名と韓国人の男女あわせて7名を発見・逮捕しました。

彼らはコールセンター詐欺の運営に関与していたとして、チョンブリー入国管理事務所に移送され、法的措置が取られています。

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