タイの正当性を世界へアピール! 「Plan B」がニューヨーク、タイムズスクエアをジャック!

タイの屋外広告業界の大手 Plan B Media が、アメリカ・ニューヨークの中心地であるタイムズスクエアの3つの大型ビルボードをジャックし、世界に向けて強烈なメッセージを発信しました。

ディスプレイには、タイ国旗とともに、次のようなハッシュタグが映し出されました。

#TruthFromThailand(タイからの真実)

#ไทยนี้รักสงบแต่ถึงรบไม่ขลาด(「タイは平和を愛するが、戦いとなれば怯まない」)

Plan B Media CEO パリン氏 によりますと、この動きは2025年6月のタイ・カンボジア国境貿易検問所での敵対行為の激化と、それに続く7月24日の激しい衝突を受けたものだと述べています。

この紛争により、両国で多数の負傷者と死者が発生しており、タイ側では多くの市民が被害を受け、国防にあたっていた複数の兵士が命を落としました。

タイムズスクエアで「タイの声」を世界に届ける

国境付近での衝突と軍事的緊張が続く中、今や「情報戦」も激しさを増しています。

カンボジアは、タイを「侵略者」として描く国際的キャンペーンを展開中。

一方、タイ軍関係者は、カンボジア側が先に民間人を攻撃した事実を伝える報告を公表し、関連ハッシュタグとともに拡散しています。

民間企業も国家防衛を支援

その様な動きの中、前線で奮闘する軍に対し、民間セクターも国民的支援を示すべく団結しました。

タイ国内各地のデジタルビルボードには、国旗や連帯のメッセージが次々と掲示され、被災地や兵士たちの士気を高めています。

そしてPlan B Mediaは国際広告ネットワークを活用し、国を守る兵士たちの勇気を称えるメッセージを世界中に発信しました。

今回のタイムズスクエアでのキャンペーンは、前線の兵士やその家族を勇気づけ、犠牲となった英雄たちを追悼する意味も込められています。

またこのキャンペーンは、ハッシュタグを通じて「タイ側の視点」を国際社会に発信し、対立の背景を正しく理解してもらうことを目指しています。

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