タイ中部、違法花火工場で爆発事故、死者9名・重傷1名に。 県が葬儀費用2万バーツ支給。

昨日速報でお伝えしました違法花火工場の爆発事故、死者が9名にのぼっています。

タイ・スパンブリー県で花火の爆発事故。行方不明者8名。危険な花火「ルークノック」とは?

7月30日午前11時頃、タイ中部スパンブリー県バーンポー地区で違法花火工場で爆発事故が発生しました。

午後5時には、死者9名、重傷者1名(自宅所有者)が報告されています。

■ 現場と被害の状況

爆発現場では近隣住宅2棟も損壊し、隣接する住宅1棟も爆風の影響を受けていました。
車1台も被害を受けています。

レスキュー隊および爆発物処理班(EOD)などが現場に入り、確認の結果、この棟では無許可で鳥除け用の爆竹の製造が行われていたことが判明しました。
作業員11名がいたとされ、そのうち9名が命を落としました。

■ 行政・警察の対応と警告

スパンブリー県警の幹部や地方行政機関が現場を調査し、EODによる火薬の処理を行いました。
大きな黒いクレーター状の穴が2つ、残った火薬や破片が多数見つかっています。

警察は「この住宅は無許可で花火を製造しており、過去にも複数回警告していた」と発表しています。

住民には、違法な花火製造の危険性を改めて警告しています。

■ 被害者遺族への支援

スパンブリー県のウドム・プロンファー県議会議長は、犠牲者9名の遺族に対し、一世帯あたり2万バーツの葬儀支援金を支給することを発表しています。

止めろと言って止めるなら、警察いらねってやつね。

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