カンボジア軍の重鎮サライ・デュク将軍、タイ国境衝突で死亡。フン・センの側近とも言われる人物。

昨日、両国の代表がマレーシアにて停戦合意に至りましたが、そのギリギリませ戦闘が続けられていたようです。

7月28日23時13分、タイ東北部第2軍管区の軍関係者の情報により、カンボジア陸軍副司令官であり、第3支援師団の司令官でもあったサライ・デュク将軍の死亡が確認されました。

背景と人物

サライ・デュク将軍は元カンボジア首相フン・セン氏の側近として知られ、長年にわたり政軍の中枢を支えてきた重要人物です。

近年はタイとカンボジアの国境地帯「チョンボック(ช่องบก)」の係争地問題に関して、調整役として活躍しており、2025年6月8日にはタイ陸軍スラナリー部隊(กกล.สุรนารี)の司令官ソムポップ少将と会談を行い、緊張緩和に努めたばかりでした。

衝突の詳細

報道によりますと、タイ・カンボジア国境で武力衝突が発生し、そこでサライ・デュク将軍が命を落としたとのことです。
現時点では衝突の具体的な経緯や他の死傷者の有無などは明らかになっていません。

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