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タイ・サラブリー県でカンボジア人労働者600人以上が帰国の途へ。タイの労働力はどうなる?
- 2025/7/28
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7月26日、タイ・サラブリー県の労働保護福祉事務所(สสค.)は、県内のカンボジア人労働者の帰国に関する最新の状況を発表しました。
以下は、各事業所の帰国者数と動向の概要です。
①CPF(Charoen Pokphand Foods Public Co., Ltd.)本社工場
労働者数:1,334人(カンボジア人)
帰国済:600人以上(今後も帰国者増加の見込み)
②ロイヤル・ポーセリン社
労働者数:150人
帰国済:40人(今後も増加見込み)
③PPFケンコーイ
労働者数:200人
帰国希望者数は現在集計中
④カーギル・ミーツ(タイランド)社
労働者数:557人
すでに自主的に退職・帰国を開始
⑤CPF
労働者数:140人
帰国済:約15人(退職・帰国継続中)
⑥ダイヤモンドブランドプロダクツ社
労働者数:40人
2025年7月末までに20人が帰国を希望
サラブリー県労働保護福祉事務所は、各事業所に対し現場訪問を行い、カンボジア人労働者の帰国状況を緊密に把握しようとしています。
また、事業者に対しては、労働者間のトラブルを未然に防ぐための対応策を講じるよう指導しており、労働者の入退場の管理を時間どおりに行うよう強調しています。
今後もこの動向については、当局が継続して監視し、進展があり次第、速やかに報告される予定です。
カンボジア人労働者の抜けた穴は、どうやって補填するのでしょうか。
超少子高齢化社会を迎えているタイでは、外国人労働力は不可欠なものとなっています。