日本・韓国・米国による三つ巴の戦い!ベトナム・ハノイで激化するコンビニ市場争奪戦!

今東南アジアで注目を集めている、ベトナムのお話しです。

ハノイのコンビニエンスストア市場が活気づいているようです。
日本の「セブンイレブン」がついにベトナムの首都ハノイに初出店を果たし、韓国発の「GS25」や、長年この分野をリードしてきたアメリカの「サークル K」との本格的な競争に突入しました。

セブンイレブンは6月、ハノイ旧市街のロースー通りという人通りの多いエリアに初店舗をオープンしました。
この出店は、セブン&アイ・ホールディングスの子会社と地元企業とのフランチャイズ契約のもとで実現したものでした。

セブンイレブンは2017年にホーチミン市でベトナム初進出を果たしており、現在は全国に約120店舗を展開しています。

ハノイではこれまで、アメリカ資本の「サークル K」が長くコンビニ業界の先頭を走ってきました。
しかし、GS25が2025年3月にハノイでの展開を開始し、今回のセブンイレブンの登場によって、競争は一段と熾烈さを増してきました。
GS25はキンパなどの韓国料理やK-POP音楽といった文化的な魅力を打ち出し、特に若者の心をつかむ戦略をとっています。

一方、依然として多くのハノイ市民は伝統的な市場を好む傾向がありますが、清潔さや利便性を重視する若年層を中心に、近代的な小売店舗への志向も強まりつつあります。
ある30代のオフィス勤務の女性は、「これまでセブンイレブンを知らなかったけれど、清潔で目を引くので気に入った」と語っています。

このように、今後のハノイにおけるコンビニ市場は、日・韓・米のブランドがそれぞれの強みを生かしながら、急成長を続ける都市の中でどのようにポジションを築くかが注目されています。

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