台湾の富豪が「オリジン トンロー ワールド」に5億バーツ! リテール1フロアを一括購入。
- 2025/7/16
- 不動産情報

7月15日、オリジン・プロパティ(ORI)のCEOであるピーラポン氏は、同社のミクストユース(複合用途)開発プロジェクト「オリジン・トンロー・ワールド」における「10th Avenue リテールゾーン」のフロア全体(1フロア)を、総額5億バーツで売却したことを発表しました。
購入者は、台湾の巨大リース企業「チャイリース・グループ(Chailease Group)」の後継者であり、同グループを率いる大富豪アンドレ・クー(Andre Koo)氏です。
彼は、タイの不動産市場にも積極的に進出しており、今回の取引は信頼と市場への長期的関心を示すものとされています。
プロジェクトの概要と戦略的意義
この大型取引は、プロジェクトの商業エリアを「世界クラスのグルメエリア」へと進化させることを目的としており、グローバルレベルの高級レストランなどの誘致を計画中です。
ピーラポン氏は、「このビッグロット(まとめ売り)の売却は、即座に売上・登記移転を確保できるモデルであり、台湾市場への今後のコンドミニアム販売の足がかりにもなる」とコメントしています。
「オリジン・トンロー・ワールド」の特徴
・総開発費:約140億バーツ
・立地:バンコク・トンロー ソイ10、6ライ以上の大規模敷地
・全795ユニット、最低価格:1,460万バーツ〜
・2路線(BTSグリーンライン・グレーライン)接続予定
・Branded Residence、ホテルサービス付きレジデンス、オフィス、ライフスタイルリテールを融合
・敷地内に4ライ規模の緑地「Thonglor Central Park」
・医療・美容複合施設「Mediplex」なども展開予定