タイ政府、カジノ法案の撤回を表明! 国民が猛反対しても推し進めた法案撤回の影にあの男が!

あれだけ、国民の反対を押し切り、自己の利権を推し進めてきた法案が「白紙」撤回です。

7月8日、首相府報道官のジラーユは、タイ内閣閣議で統合型エンターテインメント施設に関する法案(カジノ法案)を撤回することを承認したと発表しました。
これは、財務省からの提案に基づき、7月9日に予定されていた下院での審議から取り下げる措置となります。

この決定の背景には、2025年6月30日付での閣僚人事の変更(国王の勅命による一部閣僚の交代)と、当該法案が社会全体に関わる重要な問題を含んでいることが挙げられています。
政府としては、法案の内容について国民の理解を深める時間が必要であると判断し、撤回を決定したと発表してます。

この法案はもともと、2025年1月13日の閣議で財務省から提出され、承認されていたものです。
主な内容は、カジノや娯楽施設を含む統合型エンターテインメント施設(Entertainment Complex)の設置・運営を合法化し、制度的に管理するための枠組みを定めるものでした。

しかしながら、今回の閣議決定により、法案は一旦白紙に戻る形となり、再度の検討と社会的な理解の醸成が求められることになっています。

ようするに、カンボジアのフンセンがタクシン親子(ぺトンタン首相)に激怒している主だった理由というのが、「カジノ法案」にあると言われています。
タイにカジノが出来れば、自国(カンボジア)のカジノが廃れてしまうため(客の多くがタイ人富裕層)、それを推し進めるタクシン親子に激怒しているため、ぺトンタン首相の電話会談のリークやタクシンの仮病の裏側などを暴露し続けてきました。
国民が反対しても聞く耳を持たなかったタクシン親子ですが、フンセンのリークには「これ以上はかなわん!」と白旗を上げたといったところなのでしょう。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る