ぺトンタン首相、「重大な倫理違反」による職務停止処分を懸念。文化省は「B級C級の省庁」。

ペトンタン・チナワット首相は、カンボジアのフン・セン上院議長との国賊的な電話会話の内容が流出した件をめぐり、「重大な倫理違反」および「誠実性の欠如」があったとして、一部上院議員らによって提出された請願が憲法裁判所に受理されれば、職務の一時停止につながる可能性があることについて「懸念している」と答えました。

憲法裁判所は、7月1日にこの請願を審理する予定です。

ペトンタン首相は、「仮に自分が職務停止となれば、現在進行中の案件に支障が出る」と述べ、なかでも「米国との関税交渉」などが未決着であり、それらに中断が生じることを望んでいないと語りました。

ただし、憲法裁のナカリン裁判長は、「請願を受理したからといって、必ずしも首相を職務停止とする必要はない」とも述べています。

上院議員団は、この流出した会話の内容が憲法違反にあたるとして、ペトンタン首相の解任を求めているとされます。

なお、職務停止となった場合でも閣僚に留まるために、文化大臣のポストを兼務する案が新内閣で検討されているとの見方も出ています。

これについて、ペトンタン首相は「文化省はソフトパワー関連政策を担う上で重要な省庁であり、たとえ“B級”や“C級”の省と見なされていても、自分の担当としてふさわしい」と述べたと伝えられています。

省庁に、B級もC級もありません。
全ては国民にとって大切な省庁です。
そのような考え方があるから、教育が後まわしにされたり、自身の利権ばかり追うような政策に偏るのです。
政策を前に進めるためにも、一刻も早く解散総選挙を行うべきです。
タイ貢献党が居座り続ける以上、この国に未来はありません。

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