タイでは警察官も交通法規など無きが如しです。逆走してきた警官が64歳女性をはね死亡させる。

タイ人はなぜ交通法規を守らないのか？
それは、法の番人・警察ですら、逆走など当たり前に走行してくるからなのかもしれません。

６月26日午前、タイ・ラチャブリー県で、パトロール部隊所属の警察官が運転する黒のホンダHR-Vが道路を逆走し、正面からきたバイクと衝突事故をおこしました。
この事故で、64歳の女性ジュタティップさんが重傷を負い、後に死亡しています。

事故後の対応

6月27日、事故を起こした所轄の警察署署長によりますと、警察官の家族と被害者遺族が面会し、補償や葬儀費用について話し合いが進められたとのことです。

加害者は保険（自賠責＋任意保険）に加入済で、保険会社も対応を進めていると伝えられています。

その後、加害者警察官は病院から一時外出許可を得て、遺族に謝罪し仏前での供養を希望しました。

葬儀費用として、すでに4,000バーツを提供し、今後も供養・補償への協力を約束しています。

捜査の進捗と今後

現在警察は、過失運転致死の容疑で捜査中とのこと。
加害者への正式な事情聴取と告発手続きは、体調が許すタイミングで実施予定。
アルコール検査結果の確認を、病院に対し急ぎ要請中。
遺族には法的手続きの流れと対応方針について詳細に説明済みだとしています。

社会の安全と交通マナーが問われる中、警察官による事故は大きな注目を集めています。

補償といっても、タイの場合、命の値段が激安なので、どのような胸糞悪い事件が勃発しても、その後何事もなく日常生活が戻ってきます。