カンボジアの国境からタイに不法入国したタイ人女性2名を確保。カジノでパスポートを質入れし帰国できず。

6月21日午後10時頃、タイ・カンボジア国境のクローンルク地区で国境巡回中、カンボジア側からタイ領内に不法越境しようとしている2人のタイ人女性が、有刺鉄線の障害物をよじ登っているところを発見され、拘束されました。

身元確認の結果、1人はバンコク出身のチュタワンさんで、2025年4月にクローンルク国境検問所を通じてカンボジアへ渡り、「ホリデーカジノ」でギャンブルを行っていたが、負けが込み、パスポートをカジノに質入れしていたといいます。
もう1人はコンケン県出身のパナッダーさんで、2023年8月から自然越境ルートを使ってカンボジアへ入国し、同様にギャンブルに興じていたと話します。

2人は取り調べに対し、「故郷に戻りたくなったため、一緒に密かに国境を越えようとした」と供述しており、その後、2人は現場で拘束されたうえで警察に引き渡され、今後法的手続きが取られる見通しとのことです。

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