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ぺトンタン首相、フンセンとの会話音声流出で、タイ国軍批判が暴露。イミフな釈明に万事休す!
- 2025/6/19
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現在大問題へと発展している、タイとカンボジアの国境問題ですが、ぺトンタン・チナワット首相とフンセン上院議長との電話の内容が流出し、タイ国民から多くの批判が噴出しています。
6月18日、首相は報道陣に対し、オンラインで出回っている音声はフンセン上院議長(カンボジア)との電話の録音であり、本物であることを認めました。
この電話では、国境の係争地に関する議論が行われたとのことです。
音声は2つのバージョンで公開され、最初は9分間の短いクリップ、その後同日夜に全編17分が公開されました。
録音の中で、ぺトンタン首相はカンボジアとの最近の緊張に対応している第2軍管区の対応について批判的な内容が含まれていました。
彼女は録音の中で次のように発言しています。
「軍の対応は私たち政権の意図とは一致しておらず、フンセン氏は軍の立場に過度に反応しないでほしい。
そうしないと、あなた(フンセン氏)が不満を抱くことになるかもしれない。」
ぺトンタン首相はこの会話を「交渉上の戦術」と表現し、「フンセン氏が本当に何に不満を持っているのかを理解するための発言だった」と述べました。
また、彼女はこのプライベートな会話をフンセン氏が故意に流出させたとして、「国内での人気取りを狙ったものであり、国際関係を犠牲にしている」と非難しました。
この対立の引き金となったのは、2025年5月28日にウボンラチャタニー県チョンボック地区近くで発生した衝突で、カンボジア兵1名が、タイ国軍の発砲により死亡しています。
本誌では、ぺトンタン首相就任前から、この人は「口が災いになる」と一貫して申し上げてきました。
これまでもちょこちょこやらかしてきたのですが、周囲などの助力で事なきを得てきました。
しかし今回のケースは、交渉のための方便だと言えばフンセンをおちょくったとなりますし、内容がリアルだとするとタイ王国軍を非難したとなります。
ようするに、もはや逃げられない状態だということです。