バンコク、ラチャプラソンが「中華街」と化す?! 「The MARKET」1.8億バーツかけリニューアル!

場所が一等地にもかかわらず、オープン以来鳴かず飛ばずで苦戦続きのショッピングセンター「ザ・マーケット・バンコク」。
いつの間にか館内に入れなくなっているということで、SNSで「閉鎖されたのでは?」との噂となるほどでした。

ただこれは、館内のリニューアル工事が原因であることを先日お伝えしました。
そして今回は、その詳細の一部が判明しましたのでお伝えしましょう。

「ザ・マーケット」は、現在1.8億バーツを投資し、大規模リニューアルを開始しました。
今回の改装の目玉となるのが、国際色豊かなフードホール「ไหล่ เจี๊ยะ(ライ・ジア)」プロジェクトで、2025年6月より施設の改修が始まり、2026年初頭のオープンを目指しています。

■ プロジェクト概要:「ไหล่ เจี๊ยะ(ライ・ジェア)」

・設置場所:G階およびM階
・延床面積:約8,000㎡
・対象顧客:タイ在住者(外国人含む)60%、観光客40%
・特徴:世界各国のグルメ、屋台料理を一堂に集めた「食の国際市場」
・インスピレーション:バンコクの中華街「ヤワラート」

この施設は、「ヤワラート」の建築や路地、ネオンサイン、ストリートフード文化を取り入れたユニークで魅力的な空間デザインが特徴です。
訪れる人々にとって、ただ「食べる」場所ではなく、人と人との絆を深める“時間を共有する場所”として機能することを目指しています。

■ 名前に込められた意味:「ไหล่ เจี๊ยะ(ライ・ジア)」

この名前は潮州語(中国語方言)で「ごはんを食べよう!」という呼びかけの意味があり、「一緒に食事をしながら、語らい、思い出を作る場所」というコンセプトが込められています。

スローガンは、「Join Us at the Table(さあ、一緒に食卓へ)」。

■ デザインと雰囲気

新しいファサード(外観)は朝日をイメージしたゴールドトーンで装飾され、活気と明るさを象徴する空間として再構築されます。

「ไหล่ เจี๊ยะ(ライ・ジア)」は、食を通じてバンコク中心部・ラチャプラソンエリアをさらに活性化させる新たなランドマークとなることが期待されています。

今や中国人観光客が離れてしまったと言われているタイですが、ここにきて中華街ですか…。
なんだかやることなすこと、一段ずれた世界線を突っ走っているような感じがするのは私だけでしょうか。
近くに「フェニックスプラトゥナム」というのもできましたが、あまりパッとしていないようです。
まあ、でも内装がおもしろそうだから、写真撮りに来てくれるかもね、最初のうちは…。

バンコク「ザ・マーケット(The Market)」が閉鎖?! SNSで拡散された噂に公式サイトが声明文。

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