「待ち時間に激怒」タイの配達業者が依頼主を暴行。「俺の名はブーム・バーンヤイ!」は?ダレデツカ?

タイ・ノンタブリー県バーンヤイ区にある携帯電話販売・修理店で、デリバリーライダーによる暴行事件が発生しました。

被害者である店主「ビッグ」氏によりますと、6月5日17時40分頃、宅配サービスのライダーが荷物を受け取りに来た際、パッケージ準備がまだ完了していなかったため、ライダーが怒って暴力を振るってきたとのことです。

【事件の詳細】

防犯カメラの映像によりますと、ライダーは店舗前に到着した際、店の扉が閉まっていたためバイクで一旦その場を離れていました。

約1時間後、ライダーは服装とバイクを変えて再び店に戻り、ドアを開けさせた直後、突然ビッグ氏に殴りかかってきたのです。

さらにライダーは「俺の名前はブーム・バーンヤイ。ここに20年以上住んでる。みんな俺を知ってる!」と怒鳴りながら、店内で胸を踏みつけるなどの暴行を加えた後、何事もなかったかのように冷静に立ち去りました。

【被害者の証言】

ビッグ氏によりますと、オレンジ色の配達アプリのライダーを呼んだ際、自身は荷物のパッキング作業を監視カメラに記録しており、その間ライダーは外で待っていたとのこと。

準備が終わって呼びに行ったときにはライダーはすでにいなかったため、電話をかけたところ、非常に乱暴な言葉で罵倒されたとのことです。

その後、やり取りが成立しなかったため配達をキャンセルし、別のライダーに依頼を切り替えたところ、約1時間後に件のライダーが戻ってきて、暴行事件に発展したと言います。

【警察の対応】

事件後、ビッグ氏はバーンヤイ警察署に被害届を提出しました。
医師の診断では、「左目周辺のあざ、唇の裂傷、胸部の打撲」が確認されています。

警察は現在、加害者の氏名と住所を特定済みで、医師の診断書が届き次第、召喚状を発行予定。応じない場合には逮捕状の手続きに入るとのことです。

ビッグ氏のコメント

「長年デリバリーライダーを利用していますが、こんなことは初めてです。ほとんどのライダーは礼儀正しく、今回のような人はごく一部。自分の行動が原因だったのかと反省もしてみますが、実際のパッキング時間は約4分だけ。待たされたことが原因だとしても、暴力は許されるものではありません。」

 

タイにはもちろんいい人もいますが、こういったクソ野郎がまあまあ多いです。

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