タイ北部、クレーンゲーム機を賭博機器と判断。ショッピングモール前に設置された2台を摘発。
- 2025/6/6
- 仰天ニュース

現在、国民から多くの反対されているにもかかわらず、タイ貢献党政権が強引に推し進めようとしている「ギャンブル法案」ですが、現時点でタイはギャンブルが法律で幻覚に禁止されています。
クレーンゲームすら、禁止ギャンブルの対象になっています。
6月5日、メーホーンソーン県は、担当各所と協力し、地域のショッピングモール前に設置されたクレーンゲーム機の調査を行いました。
このクレーンゲーム機は、1935年施行のタイ王国賭博法の付録B項目28に記載されている賭博機器に該当する恐れがあるとされています。
調査の結果、2か所のショッピングモール前に1台ずつが設置されており、まだ稼働は開始していませんでした。
初期調査では、機械の前に「ぬいぐるみ1体250バーツ」と価格が明記され、ゲームの遊び方も記載されていました。
実際に試験的に遊んだところ、コインを投入することでゲームが開始でき、ぬいぐるみが取れるか取れないかの運次第であることから、勝敗のある賭博と見なされると判断されています。
そのため、当局は現場の職員に対し、「賭博機器に該当する可能性のあるクレーンゲーム機を無許可で設置・運営することは違法である」と通知しました。
正式な許可を受けていない限り、一般に開放してはならないと厳重に警告しました。
違反した場合、賭博法第12条第2項に基づき、懲役2年以下、または罰金2,000バーツ以下、もしくはその両方が科される可能性があります。
現在、内務省はこのようなクレーンゲーム機の設置を原則として認めない方針を示しています。
加えて、内務省は機械式遊具に関する審査方針をまとめた文書を提供し、関係法令の理解と遵守を促しました。
地元警察および行政と連携して、違法な機器の摘発を徹底していくとしています。
バンコクには死ぬほどクレーンゲームがあり、以前も摘発に乗り出そうとしましたが、市民からの大反発にあい、数日で稼働し始めたという過去があります。
もっとちまたの闇カジノの摘発に一生懸命になって欲しいのですが…、なんなんすかね。