13歳も売人に!パタヤで麻薬撲滅作戦!「捕まってもすぐに出れる」タイの罰則の甘さが薬物蔓延の原因!

6月3日、タイ警察は、ジョムティエン通り一帯において麻薬撲滅作戦が展開されました。

麻薬取締班の潜入捜査員は、捜査対象者の正確な居場所を特定し、ジョムティエン通りソイ2にて地元の麻薬の売人バンオーン(通称クラティン、39歳)容疑者を逮捕しました。
押収された証拠品はメタンフェタミン(ヤーバー)78錠とアイス(覚醒剤)0.75グラムでした。

■衝撃の事実:13歳少年が売人として関与

今回の捜査で最もショックを受けたのは、容疑者のそばにいた13歳の少年が、自らも麻薬を所持し販売に関与していた事実でした。
少年はヤーバー7錠とアイス2.9グラムを所持しており、「客に売るためだった」と自白しています。

■エージェントは常習犯──EM装置を破壊し再犯を繰り返す

さらに、バンオーン容疑者の部屋を家宅捜索したところ、電子監視装置(EM)の足輪が切断されて放置されているのが見つかりました。
容疑者は過去に6回の逮捕歴があり、現在は保釈中だったにもかかわらず、「また売るために切断した。捕まってもどうせすぐ出られるから平気」と開き直った発言をしていました。

■地域住民の協力とさらなる取締り

また、地域住民からは薬物売買の様子を記録した映像が提供されており、容疑者が堂々と観光地で薬物を販売している様子が収められていました。

タイの薬物に対する罰則の軽さが、この国に麻薬を蔓延させている原因であることがよくわかる事例です。

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