タイ警察、ノーヘル取り締まりを強化。6月1日から罰金2,000バーツに引き上げ。

6月1日より、バイク運転者および同乗者のヘルメット未着用に対する全国規模の一斉取り締まりが始まるとタイ交通警察が発表しています。

違反者には最大2,000バーツ(従来の500バーツから引き上げ)の罰金が科され、再犯の場合はさらなる厳罰もあり得るとのことです。

この取り組みは、交通事故の減少と道路規律の向上を目的とした「セーフ・ロード・プロジェクト(Safe Roads Project)」の一環だと当局は説明しています。

プロジェクトの主な目的

・交通ルールの順守意識を高めること
・交通管理をより効果的に行うこと
・特に、事故の多い地域や学校周辺の道路でのヘルメット着用を強化

地方警察には、違反や事故が頻発する主要道路を特定し、重点的に取り締まりを行うよう指示が出されています。

学校周辺でも重点取り締まり

このキャンペーンは、学校や教育機関周辺の道路でも重点的に行われ、児童生徒や保護者の安全確保が目的です。

着用義務と罰則の詳細

・バイク運転者・同乗者の両方にヘルメット着用を義務付け
・違反者には最大2,000バーツの罰金
・再犯者にはさらに重い処分が科される可能性あり

タイでは、バイク事故による死傷者が依然として非常に多いことから、今回の取り締まりはその対策の一環として重要視されています。

ヘルメットもいいけど、信号無視や逆走、無免許運転の方が、他人を巻き込む事故を起こす可能性が高く、取り締まりの優先順位は高いと思いますが…。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る