タイのタクシー、カラーリングの秘密。どの色に乗るべきか?!

本誌では、タクシーの事件が起こるたびに、しばしば注意喚起の意味を込めて説明していますが、改めてタイのタクシーについて学んでおきましょう。

タイの街を歩いているとまず目を引くのが、色とりどりのタクシーたち。
ニューヨークの黄色、ロンドンの黒とは違い、タイのタクシーはピンク、青、オレンジ、緑…とまるで動く虹のようです。

しかし、これらの派手なカラーリングは単なる見た目の楽しさではありません。
実はタイのタクシーの色には、それぞれ意味があるのです。
色はその車の「所有形態」や「運行方法」を表しているのです。

■ まるでファッションショー! 個性あふれるタクシー文化

他の国ではタクシーの色が統一されていることが多い中、タイでは街中がタクシーのカラーパレード。
ビビッドなピンクから濃いブルー、目を引くオレンジまで、タクシーは都市のカルチャーそのものとなっています。

このカラフルさは見た目だけでなく、運転手の働き方や所有者の違いを示す「コード」でもあるのです。

■ 緑×黄色のツートンカラー:個人タクシーの象徴

タイで最もよく見かけるのが、緑と黄色のツートンカラーのタクシー。
これらはタクシー会社や協同組合に属さない個人所有車で、運転手自身が車を保有し、個人事業主として営業しているケースになります。

こうした個人タクシーは、会社に属していないためその対応に幅が大きく、良い対応の人もいると思いますが、事件に繋がるような人物が運転していることがあります。
また自分を守るために、武器を所有しているケースが多く、そういった面でも危険度が高いと言わざるを得ません。

凶暴なタクシー運転手を探すのを手伝ってください! 現在も逃走中! 黄色と緑のツートンにご注意!

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