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タイ南部、地元有力者や公務員が保護林で違法にパーム油収穫。住民がタイ首相に直訴へ。
- 2025/5/18
- 事件(タイローカル)

5月17日、タイ南部チュムポーン県では、使用許可が切れた保護林2万ライ以上の土地で、大手資本家・有力者・一部公務員が組織的にパーム油を違法収穫し、月に1億バーツ超を稼いでいるとして、地元住民や元兵士らが抗議活動を続けています。
対象地域はホンサチャルーン地区とラップロー地区にあり、2015年に企業との契約が終了していました。
以降、住民は契約更新に反対してきましたが、問題は解決されず10年間放置されたままとなっています。
一方、企業関係者や有力者が外国人労働者や重機を使って違法に収穫を継続していました。
地元住民が収穫すると即逮捕されるという不公平な状況に、住民側は監視体制を強化し、不法侵入者の通報を行う方針を示しています。
代表の元村長プラコーン氏は、首相や環境大臣に直訴するため、政府庁舎前での陳情行動を計画していると明かしています。
タイの地方は、法律が及ぼない「有力者」という存在がおり、彼らに実質逆らえない状態にあります。
これが地方の闇を生み出しています。
これはなかなか表には出てきません。