タイ芸能界が活気づく! 第13回国立ラジオ・テレビ・ガネーシャ賞授賞式。
- 2025/5/6
- 芸能・スポーツ全般

タイ全国ラジオ・テレビ・新聞パーソナリティ協議会が主催する、第13回ガネーシャ賞(国立ラジオ・テレビ・映画賞)の授賞式が、2025年5月3日、バンコクのプラトゥーナムにあるフェニックス・プロジェクト内のフェニックス・オーディトリアムで開催されました。
この賞は、かつての僧王・故ソムデート・プラヤーンサンウォーンによって設立され、タイの放送・映画業界における質の向上と国際的な信頼構築を目的としています。
今回はストリーミング配信作品も対象に含まれ、時代に即した評価が行われました。
会場には多数の著名人やメディア関係者が集まり、芸能・報道・映画・ビジネス・教育・文化など多岐にわたる分野の優れた個人・団体が表彰されました。
受賞の主なハイライト
★俳優部門
・最優秀主演男優賞(テレビ): ネン・サラニー(『Good Doctor 心やさしき医師』TrueID)
・最優秀主演女優賞(テレビ): ナリルヤー・クンモンコンペット(『Sueb Sandan(スープ・サンダーン)』Netflix)
・最優秀主演男優賞(映画): ナット・キットジャリット(『若き日2544』)
・最優秀主演女優賞(映画): ウサー・サマカム(『ラーンマー(おばあちゃんの孫)』)
★作品・演出部門
・最優秀映画: 『ラーンマー』 by GDH 559
・最優秀テレビドラマ: 『一人にして(หนึ่งในร้อย)』by Thong Entertainment, チャンネル3HD
・最優秀バラエティ番組: 『ร้องข้ามกำแพง(壁越しの歌声)』 Workpoint23
・最優秀脚本: 『หม่อมเป็ดสวรรค์(貴婦人アヒル天国)』 チャンネルThai PBS
★若手俳優部門
・注目の新人女優賞: フェーン・ノパジラー(『แม่หยัว』)
・注目の新人男優賞: キムジュイ・ウアアンクーン(『開戦モード』)
★司会・報道部門
・最優秀女性司会: サーイティップ・モントリークン・ナ・アユタヤ(『Club Friday Show』)
・最優秀男性司会: チャナ・デーチャピラットモンコン(『タロンニュース』)
★音楽・文化貢献
・最優秀ポップグループ: ZOLAR(SEARCH ENTERTAINMENT × MUZIK MOVE)
・文化推進優秀作品: 『นางนาคพระโขนง』や『นางวิสาขา』などのシリーズ
ガネーシャ賞は、芸能・文化・メディアにおける質の向上を奨励する重要な場として、今後もタイのクリエイティブ産業を支えていくことでしょう。受賞者の活躍は今後の作品にも期待が集まっています。