チャオプラヤー川沿いの中国企業豪華邸宅プロジェクト、マネロン疑惑で建設中断中。8月に結論?!

中国企業「Lian Sheng Co., Ltd.」が、タイ人パートナーと共同で、チャオプラヤー川沿いに約30ライの土地に、豪華5階建ての邸宅約60棟を建設するプロジェクトを進めていました。

このプロジェクトは、1棟あたりの販売価格は2億〜7億バーツに設定され、中国の富裕層をターゲットに「第2の家」として提供される予定でした。

また、敷地内には2階建ての商業施設やオフィス、専用船着き場も設置されており、2024年2月に着工されていました。

しかし2024年10月1日、タイのマネーロンダリング対策局は、同プロジェクトに関し、「取引委員会命令 第193/2567号」に基づいて財産差し押さえを実施し、チャオプラヤー川沿いの豪邸群に差し押さえの張り紙を掲示しました。
それでも建設は、断続的に継続されていました。

その後、5月1日の報道では、すでに建設は完全に中断されており、プロジェクト入口には差し押さえ命令の掲示がされたままとなっていたと伝えています。
しかし建設現場内には、一部の労働者がまだ滞在していたと伝えています。

現場の警備員によりますと、建設は2024年12月から停止しており、現在、プロジェクトのオーナーが法的問題に対応している最中で、「2025年8月頃に最終的な判断が出る見込み」だと語っています。

「Lian Sheng Co., Ltd.」は2022年3月に設立され、資本金は15億バーツ、不動産開発、分譲地・戸建て・商業施設・川沿い住宅の売買、自己所有不動産の取引などを手がけています。

今後、この「中国資本のラグジュアリーハウスプロジェクト」が再開されるのか、あるいは廃墟となるのか、引き続き注目が集まっています。

タイ・マネロン捜査で、チャオプラヤー川沿いの中国豪邸を差し押さえ。1棟7億バーツに及ぶものも。

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