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- 『シヴァ神を拝んでくる』と言い残し…白昼バンコク中心地のモール7階から転落死。
『シヴァ神を拝んでくる』と言い残し…白昼バンコク中心地のモール7階から転落死。
- 2025/5/2
- 事故・火災(タイローカル)

5月2日 午前8時45分、バンコク都ラチャダムリ通りの大手ショッピングモール内3階で、男性が高所から転落し死亡しているのが発見されました。
死亡者は仮名「A氏」(41歳)。
緑色の襟付きシャツに灰色のショートパンツを着用しており、うつ伏せで倒れている状態で発見されました。
頭部が裂け、腕と脚が折れて変形していたと伝えられています。
目撃証言と状況
3階の銀行支店長によりますと、事件当時は通常業務中で、「何かが高所から落ちてくる音」を耳にし、バルコニーに向かったところ、男性が倒れて死亡しているのを発見したと言います。
警察は現場から7階付近からの転落と推定し、調査のため上階へ移動すると、死亡した男性の父親と遭遇し、次のような証言を得ています。
「5階のレストランで息子と食事をしていたが、息子が突然、7階にあるシヴァ神の祠にお参りしてくる!と言って席を立った。
その後しばらく戻らず、様子がおかしいと思って探したら、息子が7階から飛び降りていたと知らされた。」
背景と今後の対応
調べによりますと、死亡した男性はうつ病を患い、精神科で治療を受けていたとのことです。
現時点では自殺の可能性が高いと警察はみています。