エアコン業界にも中国勢の波。三菱電機が30%を占めるも中国ブランドが猛追。「Xiaomi」も参戦!

2025年のタイのエアコン市場は、3,450億バーツ規模に成長すると予測されており、中国ブランドの急拡大により市場構造が変化しつつあると言われています。
特に注目されているのが、スマートフォンで知られる中国大手「Xiaomi」の新規参入です。

市場の成長と予測

LG電子の試算によれば、2025年のエアコン市場は前年比6%成長が見込まれています。
これは、例年より暑さのピークが遅れて到来(2月中旬)したことが背景にあります。

一方、三菱電機はやや控えめに5%成長・市場規模約3,350億バーツと予測しています。

ただし、前年(2024年)には記録的猛暑により14%の大幅成長を記録しており、今年の成長率はそれには及ばないとも言われています。

市場シェアと競争状況

日本ブランドが依然として市場をリードしており、特に三菱電機はシェア30%を誇ります。
しかし中国ブランドはすぐ後を追っており、地元での生産強化や積極的なマーケティング戦略を通じて急速に勢力を拡大中です。
価格競争も激化しており、中国製エアコンは韓国製より10~20%安い価格帯で市場に浸透しています。

「Xiaomi」が本格参入

新規参入で注目されているのが「Xiaomi」です。
これまでスマホや小型家電で知られてきましたが、2025年からタイのエアコン市場に本格進出しています。

AI機能、節電技術、空気清浄機能を強調し、オンライン販売と高級ショッピングモール(サイアムパラゴンなど)での展開を軸に市場シェア獲得を狙っています。

今後の見通し

新興の中国ブランドの参入により、価格競争はさらに激化し、各ブランドの市場シェア争奪戦は一層熾烈になると予想されています。

私は、「ダイキン」一択です!

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