タイ警察による元関東連合の山口容疑者逮捕、日本当局が深く感謝。今後も連携を密に。

４月９日、日本の法執行当局は、タイ王国警察（RTP）が「山口」容疑者を逮捕したことに謝意を表しました。
※タイメディアでは、山口組のボスだと伝えていますが、日本の報道では元関東連合のメンバー

タイ王国警察監察官でありサイバー犯罪抑制センター長でもあるタッチャイ氏は４月12日、日本の警察庁（NPA）で行われた高官会議に出席したことを明らかにしました。
この会議には、楠警察庁長官、江口刑事部長らが出席しました。

タッチャイ監察総監によれば、山口容疑者はカンボジアやミャンマー・ミャワディを拠点にコールセンター詐欺事業を運営し、バンコクのサトーン地区にある高級コンドミニアムに潜伏していました。
違法活動の隠れ蓑として、高級アート作品のウェブサイトを運営していたと伝えられています。

詐欺集団のボス『山口』逮捕に日本が感謝

逮捕後、山口容疑者は日本に送還され、その逮捕は広く報道され、国民の強い関心を集めました。
日本の警察庁は正式に感謝状をタイ警察に贈り、その尽力に深い感謝の意を表しました。

会談の中で、日本側はコールセンター詐欺が国内で深刻な問題となっていることを強調し、多くの市民が巨額の被害に遭っていると伝えています。
詐欺行為の多くは、山口容疑者の指導のもと、ミャワディやカンボジアで不法に設置されていました。

タイと日本は、両国の市民に被害を与えているコールセンター詐欺を根絶するため、緊密に連携していくことで合意しています。