タイ南部パンガー県洋上で観光船が火災、27人全員無事救助

タイ南部アンダマン海に面するパンガー県沖で4月12日早朝、観光船で火災が発生しました。

事故は午前4時15分頃、タップラム埠頭近くのブーンソン船が沈むダイビングスポット付近で発生しました。

第3海軍管区司令部およびその他の緊急対応部隊がすぐに現場に駆けつけ、火災の消火と乗船者の救助にあたりました。

初期報告によると、船には観光客18人と乗組員9人、合計27人が乗っており、全員が無事に救助され安全な場所に移送されています。

現在、当局は火災の原因を特定するため、証拠の収集や目撃者への聞き取り調査を進めています。

なお、ブーンソン船が沈んだ場所は本土から約13km、タップラム埠頭から約24kmの地点に位置しています。
この船は元々スズ鉱採掘用の浚渫船で、1983年から1985年の間に沈没しました(正確な年月日は不明)。
現在では、フエダイやツバメウオなど豊かな海洋生態系が見られる有名なダイビングスポットとなっています。

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