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中国へダイレクト送金! ラヨーンで違法営業の中華レストランを摘発! オーナーはすでに逃亡。
- 2025/4/10
- 事件(タイローカル)

タイのラヨーンは、中国の一部となってしまったのか?
4月10日、タイ入国管理局は、ラヨーン県ニコムパッタナー地区にある中国人資本の中華レストランで、多数の外国人労働者(中国人およびミャンマー人)が不法就労しているとの密告を受け報告しました。
その後、捜査チームらは、4月8日に疑惑の中華レストランを襲撃しました。
現場は大通り沿いの商業ビルで、店頭の看板、メニュー、店内備品すべてが中国語表記でした。
店内では中国人男性(GUOQING氏、30歳)とミャンマー人従業員が、中国人客に対して注文を取ったり、接客・会計業務を行っていました。
また、厨房では中国人コック(WANG氏、48歳)が働いていました。
調査の結果、これら中国人従業員2名は観光ビザで入国しており、労働許可証はありませんでした。
また、ミャンマー人従業員は、不適切な労働許可証(当該店舗で就労目的ではない)を所持していました。
取り調べにより、店のオーナーは中国人女性「Ms. JING」と伝えられており、彼女が中国人およびミャンマー人従業員を雇用していたことが判明しています。
この時点ですでに、オーナーは中国へ逃亡していたとのことです。
さらに、店内では中国の銀行システム(WeChat Pay、Alipay)を使ったQRコード決済や、タイの銀行口座(口座名義:JING)を利用したPromptPay決済が確認されました。
警察は「この違反行為は罰金刑だけでなく、国外退去およびブラックリスト措置が取られる」と述べています。
タイ国政府観光庁は、しきりに経済効果なる数字をPRしていますが、このような店舗でダイレクトに中国へ送金されるようでは、中国人観光客がタイに来てもらう理由はありませんね。
問題ばっか起こすし。