バンコクの大気汚染再び悪化! 世界ワースト8位に。雨で改善されると何もやらないタイ政府。
- 2025/3/20
- バンコクとその近郊

雨が降って状況が改善されたように見えると、すぐに何もしなくなります。
むしろ状況が改善された今のうちに、いろいろやるべきことがあるというものですが…。
大気質監視サイトIQAirによりますと、3月20日のバンコクは、世界で8番目に大気汚染が深刻な都市とランク付けされています。
3月20日午前8時時点のバンコクの大気質指数(AQI)は141を記録しました。
AQIの基準は以下の6段階に分類されます。
- 0-50(良好)
- 51-100(普通)
- 101-150(特定のグループにとって不健康)
- 151-200(不健康)
- 201-300(非常に不健康)
- 301以上(危険)
世界の大気汚染ワースト10都市(3月20日午前8時時点 / IQAir調べ)
- カトマンズ(ネパール) – 188
- デリー(インド) – 176
- ラホール(パキスタン) – 156
- アルジェ(アルジェリア) – 155
- ハノイ(ベトナム) – 155
- ダッカ(バングラデシュ) – 151
- ドバイ(アラブ首長国連邦) – 143
- バンコク(タイ) – 141
- 武漢(中国) – 138
- ワルシャワ(ポーランド) – 132
タイ国内の大気汚染ワースト10地域(3月20日午前時点 / IQAir調べ)
- サムットソンクラーム県 – 163
- ナコーンパトム県 – 156
- サラブリー県 – 153
- サムットサコン県 – 149
- サムットプラカーン県プラプラデーン郡 – 146
- サムットプラカーン県バンサオトン郡 – 146
- ナコーンラーチャシーマー県 – 143
- バンコク – 141
- ペッチャブーン県 – 140
- サムットプラカーン県 – 132
バンコクの大気汚染が深刻化しるにもかかわらず、国民が騒がなくなるととたんにパフォーマンスすらしなくなります。
そしてまた悲劇が繰り返され、国民の健康が脅かされていくのです。