ロヒンギャ民族、人身売買ルートを追え! タイ・ミャンマー国境警備強化。

タイ第4軍は、ロヒンギャ民族の密輸対策としてタイ・ミャンマー国境の警備を強化し、不法な密輸ルートを徹底的に破壊する方針を打ち出しました。

第4軍管区は、1月にチュムポーン県の国境付近で密輸キャンプが発見されたことを受け、チュムポーン県およびラノーン県沿いのタイ・ミャンマー国境の警備をさらに強化することを発表しました。

南部の部隊はまた、密輸業者が物資やロヒンギャ移民を運ぶために築いた不法なルート(道路)を特定し、完全に破壊すること述べています。

違法道路の破壊と密輸防止

地元住民からの情報提供を受け、軍隊、警察、内務省の職員が調査を行ったところ、人身売買組織がトラクターを使用し、タイの森林内に道を切り開いていたことが判明しました。
この道路は、キャンプから第三国へロヒンギャ民を密輸するために利用されていた可能性が高いとみられています。

軍は、国境沿いにある違法な道路を特定し、完全に破壊するために他の政府機関と協力する方針を明らかにしています。
さらに、国境沿いの運河を巡回し、人身密輸を防ぐ取り組みも強化すると述べています。

また、警察は密輸活動に関与していると疑われる個人の金融取引を調査し、組織の全容を解明し、関係者全員を逮捕する方針を示しています。

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