今後10年間で最も多く定年退職する「公務員職種ランキング」トップ10発表(2024-2033年)

3月7日、タイ国会事務局の立法情報リソースセンター(LIRT)の公式Facebookページにおいて、今後10年間(2024年~2033年)に最も多く定年退職する公務員職種トップ10を発表しました。
データは、2023年のタイ政府人事委員会の公務員数統計に基づいています。

定年を迎える人が多ければ、人員不足の陥る可能性があります。

定年退職者数が最も多い公務員職種トップ10

①看護師(พยาบาลวิชาชีพ):23,986人

②公衆衛生学者(นักวิชาการสาธารณสุข):6,724人

③医師(นายแพทย์):2,309人

④行政官(เจ้าพนักงานปกครอง):2,028人

⑤政策・計画アナリスト(นักวิเคราะห์นโยบายและแผน):1,842人

⑥地域開発専門官(นักวิชาการพัฒนาชุมชน):1,825人

⑦税務専門官(นักวิชาการสรรพากร):1,649人

⑧総務管理官(นักจัดการงานทั่วไป):1,500人

⑨税務監査官(นักตรวจสอบภาษี):1,376人

⑩法務官(นิติกร):1,247人

合計:23,000人以上が退職予定となっています。

看護師が圧倒的多数、医療・行政分野が多い傾向

特に医療・公衆衛生分野での定年退職者数が多く、特に看護師の退職者数は2万人以上と群を抜いています。
公衆衛生学者や医師も多数含まれており、今後の人材補充が急務となるでしょう。

また、行政・税務分野(行政官、政策アナリスト、税務監査官など)でも大量退職が見込まれており、政府の人材採用・育成が大きな課題となることが予想されます。

この変化は、タイの公務員組織の将来に大きな影響を与えるため、今後の動向に注目が集まっています。

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