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バンコク、バイタク乗り場が犯罪の温床?! 日貸しコンドミニアム用のキーボックス、都内で続々と発見!
- 2025/3/6
- 事件(タイローカル)

タイにも法律はあるのですが、当局が取り締まるかどうかは当局次第となっています。
バンコク都のトンブリー区自治体警察署において、日貸しコンドミニアム事業者による公共スペースの不適切な使用に関する取り締まり強化について説明がなされました。
特に、鍵保管ボックスが街路樹や電柱、歩道脇の鉄製ロッカーなどに設置されているケースが問題視されています。
こうした行為は、1992年「都市清潔・秩序維持法」および2017年改正法に違反するものであり、事前の許可なしに公共の場へ物品を設置することは禁じられています。
違反者には最高2,000バーツの罰金が科せられる可能性があります。
また、1958年「バンコク電力公社法」にも抵触する可能性がある。
バンコク都は、50区の自治体警察署に対し、違法行為の取り締まりを厳格に行うよう指示しています。
さらに、バイクタクシー乗り場などで鍵やキーガードを管理することも禁止とし、関係各所と連携して監視を強化しています。
クロントゥーイ地区では、住民からの通報を受け、スクンビット42通りなどを調査しました。
バイクタクシー乗り場で鍵保管ボックスを発見し、所有者不明のため撤去されました。
また、対象コンドミニアムに関しても、管理組合が日貸し営業を防ぐために顔認証システムを導入するなどの対策を実施しています。
ワタナー地区では、コンドミニアム管理組合に対し、日貸し営業が「コンドミニアム法(1979年)」に違反することを通知しました。
管理組合が住民会議を開き、規則を策定するよう要請しています。
違反者が出た場合は、証拠を提出のうえ行政処分を行う方針とのことです
サトーン地区では、ヤンナワー警察署と連携し、コンドミニアムの敷地内で鍵保管ボックス103個を収納したロッカーを発見しています。
所有者が不明であるため、調査を進めているとのこと。
プラカノン地区では、外国人居住者の安全確保のため、コンドミニアム管理組合に対し、入居者情報を移民局に報告するよう求めました。
スクンビット通り沿いでは、所有者不明の鍵保管ボックスを撤去し、違反者には厳しく対応する方針を明らかにしました。
バンコク都は、今後も関係機関と協力し、違法な日貸しコンドミニアム事業者への監視を強化するとともに、公共スペースの適切な利用を徹底していく方針とのことです。
なんだか、どれもこれも中途半端な対応ですね。
当局も犯罪をやる側も、ほとぼりが冷めるのを待っているとしか思えません。
そもそも罰金が安すぎで、犯罪やった方がお得!ということであれば、お得な方を選ぶのが人間の性というものです。