タイ東北部「狂犬病 感染症流行地域」に指定! 付近住民は牛肉を控えるなど対策。

タイ東北部のワーピーパトゥム郡で、狂犬病により牛が死亡。
付近に「家畜感染症流行地域」の指定。
住民に牛肉の摂取を控えるよう呼びかけ。

3月3日、マハーサーラカーム県の畜産事務所は、ワーピーパトゥム郡バーンロムコムで異常な症状で死亡した牛が発見され、のちの狂犬病に感染していたことを確認しました。

この結果を受け、ワーピーパトゥム郡畜産事務所は「狂犬病による動物感染症流行地域」を一時的に指定し、タイ動物感染症法(2015年)に基づき対策を講じると発表しました。

迅速なワクチン接種を実施

多くの住民がペットを連れてワクチン接種に訪れており、地元住民は、「毎年犬にワクチンを打っているので心配はしていないが、牛から感染が確認されたため、当面の間牛肉の摂取を控えている」と話していました。

現在、半径5km圏内で牛、犬、猫の移動を制限し、感染拡大の防止に努めているとのことです。

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