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バンコク、韓国人観光客ひき逃げ事件の容疑者に判決。異例の重刑・賠償金24万バーツ!
- 2025/2/18
- 事故・火災(タイローカル)
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1月23日午後5時頃、バンコクのパヤタイ通り、タイ腎臓病院前の横断歩道を渡る68歳の韓国人観光客に対し、赤信号を猛突進してきたバイクが跳ね飛ばすという事故が発生しました。
男性は、頭部を強く打ち、パヤタイ1病院に搬送されています。
バンコク・パヤータイ警察署の捜査官は、犯人の35歳の男性を4つの重罪で起訴し、ドゥシット地方裁判所に送致しました。
裁判所は被害者に対し、合計240,500バーツ(約100万円)の損害賠償を分割払いすることを命じました。
この事故現場は、以前「ドクターグラタイ」と呼ばれる美人眼科医が事故死したことでも知られています。
2月11日、容疑者であるクワンチャイはパヤータイ警察署に出頭し、捜査官から以下の4つの罪状で起訴されました。
・過失運転による傷害(刑法第390条)
・信号無視・歩行者妨害(道路交通法)
・無免許運転(道路交通法)
・未登録・未保険車両の運転(自動車保険法)
警察は事件をドゥシット地方裁判所に送致し、2月13日に正式に起訴しました。
裁判所の判断(2月13日)
ドゥシット地方裁判所は、毎月15日に8,000バーツ以上を分割払いし、合計240,500バーツを9月までに完済するよう命じました。
また、被害者は外国人であり、9月以降に帰国予定のため、支払いの確実性を確保するために裁判所を通じて支払うよう指示されています。
もし被告が支払いを怠れば、裁判所は改めて判決を下す予定です。
タイでは人が死んでようやくこれくらいの補償金命令が下されますが、負傷事故でこれだけの金額が提示されたことは画期的なのではないでしょうか。
注目を集めた事件だけに、判決に多少なりとも影響したのかもしれません。