タイ北部の街がイスラエル人に占領?! 『新たな約束の地』に続々と入植中とも…。
- 2025/2/18
- タイ北部
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2月18日午前11時30分、ソンクラー県ハートヤイにあるプリンス・オブ・ソンクラー大学の60周年記念国際会議センターにて、ぺトンタン首相が記者会見を行いました。
記者会見では、イスラエル人がメーホーソーン県パーイに滞在し、教会を建設するとともに、タイ人の立ち入りを禁止しているという問題が取り上げられ、これが国際問題に発展する可能性があるのではないかと問われていました。
これに対し、首相は即座にこの疑惑を否定し、
「これは事実ではありません。皆さんは言葉に惑わされないように。調査しましたが、そのようなことはありません」
と説明し、「来週、アヌティン副首相が現地を視察する予定です」と回答しました。
これに先立ちSNS上では、「パーイを『新たな約束の地』と考えるイスラエル人が増が中であり、すでに3万人以上が居住している」という噂が広まっていました。
ちなみにパーイの人口は約3万8千人で、政府発表では実際にこの地を訪れているイスラエル人は4000人強だろうと言われています。(それでもかなり多い)
さらにイスラエル系の宗教施設「ハバッド・ハウス」が、タイ人の立ち入りを制限しているとの議論が拡散し、物議を醸しています。
この施設はレストラン兼ユダヤ教のシナゴーグ(礼拝所)として運営されており、毎週金曜・土曜の夜には100~180人のイスラエル人が集まる宗教行事が行われているとも伝えられています。
入国ビザを緩和した結果が、こういうことに繋がるということが、全く想像できないようです。
とりあえず守銭奴のように目先の金…、なんでしょうかね。