タイのミス・ユニバース運営権が、ミスグランドに移行。同社の株価3割増!

ミス・ユニバース・タイランド(MUT)の運営権が、ミス・グランド・インターナショナル(MGI)社に移管されたことが正式に発表されました。

MGIのナワットCEOは、2025年から2029年までの5年間、MUTの運営権を取得したことを発表しました。
契約はJKNグローバルコンテンツPte. Ltd.(JKNグローバルグループのシンガポール子会社)から行われ、総額1億8,000万バーツで締結されました。

◆投資の狙いと影響

・発表を受けMGIの株価は30.7%上昇し、3.50バーツ増の14.90バーツに
・MUTの運営権取得により、MGIの事業規模が拡大し国際的なブランド力強化に
・ビジネス機会の創出、顧客基盤拡大、株主への長期的利益を見込む

契約金の1億8,000万バーツは、3,000万バーツをMGIの運営資金、1億5,000万バーツをナワットCEOの無担保融資で賄う形となります。

関係者の反応と今後

TPNグローバルのピヤポーンCEO(タイのMUT主催者)はSNSで「おめでとうございます!変化は自然な流れです。私たちは愛を持って成し遂げたことを誇りに思います」と祝福のコメントを発表しています。

TPNグローバルは2019~2024年の6年間、MUTの運営を担当し、タイ代表を選出。特に2023年にはアントニア・ポーシウがミス・ユニバース準優勝するなど成果を上げていました。
今後もTPNは、ミス・タイランド大会の運営を継続していきます。

一方、MGIは2013年からミス・グランド・インターナショナルを主催する企業で、国際的な知名度はミス・ユニバースに及ばないものの、メディアの注目を集めるイベントを多数開催してきました。
昨年はカンボジア大会の中止やミス・グランド・ミャンマー2位の剥奪騒動などで、話題を呼びました。

ナワットCEOは、2月18日にミスユニバース機構のアン氏と共同記者会見を行う予定とのことです。

権威あるミスコンテストが、このような一部の人にもてあそばれてしまうことは残念な気がします。

 

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