タイ国軍、カンボジア軍の国境挑発行為に抗議。領有権主張のため遺跡で国家を歌う。

タイ軍は、カンボジア軍がスリン県プラーサート・タームアン・トム遺跡に侵入し、国歌を斉唱するといった、タイ軍を挑発した件について、正式に抗議しました。

その後、タイ・カンボジア地域国境委員会(RBC)を通じた協議で緊張は和いだと伝えられています。

事件の概要

・2月13日、カンボジア軍がタイ領内に越境し、国歌を歌い挑発。
・タイ軍が阻止しようとすると口論に発展。
・カンボジア軍は発砲で挑発するも、最終的に撤退。

背景と対応

プラーサート・タームアン・トムはクメール遺跡で、国境線の確定は未達となっています。
タイ側はカンボジア人の礼拝を許可していますが、領有権主張につながる行為は認めない方針をとっています。

タイ軍は、カンボジア軍が映像を領有権主張の証拠にする可能性を警戒し、国歌の斉唱を阻止したと説明しています。
その後、RBCを通じた協議により、現在は緊張が緩和されています。

タイは隣国と陸続き。
あちこちで領土問題が起きていますね

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