1月のタイ外国人観光客数は370万人、前年比22.2%増加。数値は上々、しかし実態は…。

2025年1月にタイを訪れた外国人観光客数は370万9,000人で、前年同月比22.2%増となったとタイ観光・スポーツ省が発表しています。

同省の報告によると、1月にタイを訪れた国別観光客数ランキングは以下の通りです。

①中国 – 662,779人
②マレーシア – 443,015人
③ロシア – 255,920人
④韓国 – 209,065人
⑤インド – 185,809人
⑥イギリス – 121,529人
⑦アメリカ – 118,038人
⑧台湾 – 116,779人
⑨ドイツ – 112,828人
⑩フランス – 110,515人

1月の観光客数は、政府の年間目標4,000万人に基づく月間平均333万人を上回る結果となっています。

観光・スポーツ大臣のソラウォン氏は、2025年を「アメージング・タイランド・グランド・ツーリズム&スポーツ・イヤー」に指定すると発表。
また、2025年の外国人観光客数目標を3,900万人から4,000万人に引き上げました。
政府は、外国人観光客から3.5兆バーツの観光収入を見込んでいます。

本誌ではいつも言っていますが、その見込んだ観光収入がきちんとタイ市民の恩恵となるようにしなければなりません。
そのほとんどが中国企業に流れて行ってしまうようでは、ただの数値でしかなく、誰も幸せにはなりません。
取締りと法規制をめんどくさがっていてはいけません。

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