タイ東部、友人宅を訪れていた男性、車内で就寝後、そのまま死亡。原因は?

2月2日の19時30分頃、タイ・チャンタブリー県のマカーム警察署にある通報が入りました。
通報者は、バーンノーンナーロン通りにある住宅地のオーナーであるジラサックさん(64歳)。

通報者によりますと、駐車中のピックアップトラックの中で男性が死亡しているのを発見したといいます。

警察はすぐさま現場に急行しました。

死亡した男性が発見されたのは、緑色のトヨタ製ピックアップトラックで、住宅前に駐車されていました。
車内を調べたところ、男性は運転席で横向きに倒れており、胴体と頭は運転席に乗っている状態でした。

シートには嘔吐の跡があり、床にはティッシュが散乱していました。

死亡したのは ブンゲートさん(50歳) で、カムペーンペット県の出身でした。
彼の友人である チャムナーンさん(42歳、シーサケート県出身) によりますと、ブンゲートさんは以前、民間企業でバックホーローダーの運転手をしていたが、2~3か月前に失業していたと言います。
生活費や家賃が払えず、よく仕事を探すためにチャムナーンさんのもとを訪れていたといいます。

2月2日の朝、ブンゲートさんはバイクに乗ってチャージケーブルを返しにチャムナーンさんの家を訪れましたが、その時すでに酒に酔っているような様子だったといいます。
体調を崩していたチャムナーンさんは、少し話をした後、先に休んだそうです。

その後、チャムナーンさんの妻が、ブンゲートさんがピックアップトラックの中で寝ていることに気づきましたが、特に気に留めなかったといいます。
昼頃、チャムナーンさんがタバコを取りに行った際には、ブンゲートさんの呼吸音が聞こえていたとも話します。
しかし、夕方になっても彼が起きてこないため、確認しに行くとすでに体が冷たくなっており、死亡していることが判明したとのことです。

すぐにオーナーであるジラサックさんに知らせ、警察へ通報となりました。

現時点では死因は不明で、警察が引き続き調査を行っています。

タイの今年の気温は平年と比べ特別寒いので、当初は凍死かとも思いましたが、症状的に何かの持病や発作的なものを感じますね。
詳しい検死の結果が待たれます。

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