スワンナプーム&ドンムアン空港で大気汚染の影響、視界不良により複数の航空機が他空港へ。

タイ政府の無策による大気汚染の悪化は、タイ国民の生活や健康の全てに影響を及ぼすほどになっています。
 
1月26日、スワンナプーム空港周辺では、視界不良による混乱が発生しました。
 
SNSにはこのように記載されています。
「スワンナプームとドンムアン空港で濃霧が発生し、視界が非常に悪化しています。
そのため、視界不良時の着陸に必要な認証(Certified)を受けていない航空機や、訓練を受けていないパイロットが操縦する便は、安全上の理由から着陸が許可されず、視界が良好な他の空港へ迂回せざるを得ない状況となっています。」
 
ドンムアン空港でも同様の影響が出ており、着陸を断念する航空機が続出しています。
 
 
一方、バンコク都内の空気質モニタリングセンターによりますと、1月26日午前7時現在、PM2.5濃度が基準を超え「健康に悪影響を及ぼす」とされる赤色警告レベルに達しています。(基準値:75.1 μg/m³以上)
 
以下の4地域で基準を超える値が観測されました:

①ノーンチョーク区(ノンジョーク区役所前):82.2 μg/m³
②ラークラバン区(ナカラピバーン病院前):81.2 μg/m³
③ノーンチョーク公園(ノンジョーク区):78.6 μg/m³
④ブンクム区(ブンクム区役所内):77.0 μg/m³

これらの地域に住む住民には、できるだけ屋内に留まり、外出時には高性能のマスク(N95など)の着用が推奨されています。

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