タイのホテル平均宿泊料金、過去最高の6,460バーツに！～SiteMinder調べ。

世界的なホテル流通および収益プラットフォーム「SiteMinder」によりますと、タイのホテルが設定する平均宿泊料金（ADR）は、2024年12月に過去最高の6,460バーツに達しました。

この記録的なADRは、海外旅行者からの需要の急増が主な要因とされています。

また、SiteMinderのデータベース（1億2500万件以上の予約データ）によれば、2024年を通じたタイの平均ADRは5,377バーツとなり、2023年の4,648バーツから増加しています。

12月にタイのホテル料金が過去最高を記録

SiteMinderは、タイのADR増加の理由として、外国人観光客の需要増加を挙げています。
海外からの観光客はタイのホテル宿泊者全体の77％を占めており、これはアジアで最高水準で、世界平均の48％を大きく上回っています。

また、観光客がタイのホテルを予約する際のリードタイム（予約から宿泊までの日数）は平均27日で、アジア最長となっており、コロナ禍以前の水準である29日に近づいています。