タイ警察、中国製の偽造サプリとコーヒー100万袋以上を押収。登録番号を不正使用するなど手口巧妙。

1月24日、タイ警察当局は、サムットプラカーン県バンボーにある倉庫を捜索し、中国から不正輸入されたビタミンCサプリメントやインスタントコーヒー製品、計100万袋以上を押収しました。

これらの製品は、他の商品に割り当てられたFDA(タイ食品医薬品局)の登録番号を不正に使用しており、安全基準を回避してオンラインで販売する計画だったとされています。

押収された製品には、ビタミンC、インスタントコーヒー、その他のサプリメント商品が含まれており、全ての製品に偽造されたFDA登録番号が使用されていました。

警察は以前から、中国から安全基準を満たさない食品やサプリメントが関税手続きを経ずに密輸され、オンラインで販売されているとの情報を掴んでいました。

捜査の結果、この度、倉庫の所在地を特定し、裁判所からの令状を取得して捜索を実施したのです。

製品の所有者は、中国の法人または投資家で、物流事業を運営している人物であることが判明しました。
現在、この人物は国外にいるとみられています。

警察は、関連する全ての関係者を召喚し、事情聴取を進める予定です。

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