タイ南部3県で起きた同時多発テロで犠牲者。襲われたセブンイレブン内で焼死体。

8月16日に発生したタイ南部での同時多発テロ事件で、ナラティワートのスンガイコロク地区にあるPTTガソリンスタンド内にあるセブンイレブンを調査していたところ、焼死体が発見されました。

この焼死体は、火曜日の夜に店を訪れた地元住民であるマサリッ・ママ(26歳)と特定されました。

この事件は、火曜日の夜と水曜日の深夜に、ヤラー、パッタニ、ナラティワートの3県で同時多発的に発生したテロ行為によるもので、爆弾攻撃と放火で17か所が襲撃をうけました。

ナラティワートで9店舗、ヤラーで6店舗、パッタニーで2店舗の17店舗で、うちセブンイレブンが11店舗、ミニBig C店が4店舗、PTTとバンチャークのガソリンスタンド、通信柱などが被害にあいました。

このテロ行為によって、民間人7名が軽傷を負っています。

目撃者によりますと、テロリストが建物に火をつける前に、すべてのスタッフと顧客にこれからテロを行うので退去するように命じられたと言います。.

故人は裏口から逃げようとしていたが、ドアがロックされていたため店に閉じ込められたのではないかと警察は推測しています。

テロ行為が行われた日、パッタニー統一解放機構(PULO)傘下の過激派グループであるカストゥリ・マコタは、PULOはいかなるテロ行為にも関与していないと声明を出しました。
彼は、この事件の背景に誰がいるのかわからないと述べています。

 

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