タイの忠犬ハチ公「ムーデーン」物語。今日も亡くなったご主人を待ち続けています。
- 2025/1/15
- 仰天ニュース
今回は、タイ東北地方のナコンラチャシーマー県ヤーモー市場のコンビニエンスストアの前にいつも佇む一匹の犬「ムーデーン」の感動的な物語をお伝えします。
この犬は「コラートのハチ公」(ハチ公の話はタイでも有名です)として知られ、飼い主が亡くなった後も変わらずに飼い主が訪ねてくることを待ち続けています。
ムーデーンは、放浪者(ホームレス)の男性と共に生活していました。
その男性は周辺で物を売ったり寄付(おそらく物乞い)を募ったりして生活しており、その間二人は常に一緒に行動していました。
しかし、2024年11月に男性が病気で亡くなると、ムーデーンはその場を離れず、コンビニの前でずっと飼い主を待ち続けるようになったと言います。
現在、コンビニの店主やスタッフがムーデーンの世話をしており、食事を与えたり、寒い時期には服を着せたりしています。この変わらぬ愛情と待ち続ける姿が、通りかかる人々の心を動かし、多くの人々に愛されているといいます。
ムーデーンの話がSNSで共有されると、多くのネットユーザーが感動のコメントを寄せました。
これは、飼い主を駅で待ち続けた日本の「忠犬ハチ公」の物語にそっくりだという人もいました。
最近、タイメディアが、ムーデーンのところを訪れてみると、彼はコンビニの前で赤い服を着て穏やかに過ごしていたと伝えています。
市場の商人や訪れる客、配達ライダーもムデーンに挨拶し、時にはお菓子を与えています。
地元の揚げバナナの売り手であるソムヌックさんは、ムーデーンの元の名前は「ヌーデーン」だったが、その丸々とした体型から「ムーデーン」と呼ばれるようになったと語っています。
ムーデーンの姿は、いつの日からか地域の人々にとってかけがえのない存在となっていたと記者は語っています。
犬も猫もそうですが、本当に待っていてくれますからね。
私は猫を飼っていたことがありますので、よーくわかります。
ホント泣ける。