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タイ航空業界に一つの幕引き。「ノックエアー」タイ証券取引所で上場廃止へ。
- 2025/1/10
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1月9日、タイ証券取引所(SET)において、11年にわたる歴史を持つ「ノックエアー」が正式に上場廃止となりました。
これは同社が、再建を目指す新たな章の始まりを示しています。
上場廃止までの経緯
タイ証券取引所は、2024年12月27日から2025年1月8日までの7日間、現金残高口座のみで取引を行う最終取引期間が与えました。
これをもって、ノックエアーの株式市場での旅は一時中断することとなります。
成功から困難へ
2013年の上場当初、ノックエアーは期待される成長企業でしたが、競争激化と新型コロナの影響で業績が悪化し、事業再建を余儀なくされました。
再建と回復の兆し
ジュランクール氏が主導する再建計画の下、2024年には純利益14億1,100万バーツを記録し、負債額も54億バーツから約4億バーツに大幅に減少しました。
今後の戦略には、機材拡充や新路線展開が含まれています。
将来の見通し
再建計画は2026年7月まで続き、成功すれば再び株式市場への復帰も視野に入ります。
ノックエアの復活が、期待されています。