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タイ旅行業協会、政府の外国人観光客目標値は下回ると予測。中国人観光客減少で3,200万人に。
- 2025/11/2
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タイ旅行業協会(ATTA)は、中国人観光客の減少が続くことで、2025年の外国人観光客数が政府目標を下回り、約3,200万人にとどまる見通しだと発表した。
ATTA会長のタナポン・チーワラッタナポン氏によると、上位5つの市場は中国(460万人)、マレーシア(450万人)、インド(220万人)、ロシア(160万人)、韓国(150万人)になる見込みだという。
中国からの訪問者数は1日平均1万人程度にとどまり、時にはそれを下回る日もあり、観光業者の経営に深刻な影響を及ぼしていると指摘。
「今が底の状態だが、政府が本格的に問題解決に動いており、今後は少しずつ回復するだろう」と述べた。
また、カンボジアで横行する詐欺・コールセンター犯罪の取り締まりが進む中、世界の旅行者が「タイとカンボジアは同一地域」と見なす傾向にあり、タイのイメージにも悪影響が及んでいると警鐘を鳴らした。
タイ政府には、周辺国と協力して国際犯罪組織を根絶するよう求めている。
観光業回復のため、ATTAは2026年1月に国際的なB2Bイベントを開催し、タイ国内外の事業者を結びつけて地域横断型の旅行商品やホテルプランを企画する予定で、約1,500人の参加を見込む。
また、タイ国政府観光庁(TAT)と協議し、航空券の特別プロモーションを通じて国内外の旅行需要を喚起する案も検討中だ。
年末に向けては、中国市場の回復が鈍い一方で、政府・民間双方の努力により2024年を上回る成果が期待されているという。
見込みと現実にどの程度開きがあるか。
また修正報告がありそうです。







































