中国人俳優が撮影のために訪タイ。タイ=ミャンマー国境付近で行方不明に。

1月6日、中国人俳優シンシンがタイとミャンマーの国境で行方不明になったとSNSなどで話題となっています。

中国の英字新聞「環球時報」によりますと、シンシンの彼女であるジャージャが、中国のソーシャルメディアプラットフォーム新浪微博で、彼の行方不明について詳細を明かしました。

ジャージャによれば、シンシン(本名:ワン・シン)は、俳優のグループチャットで宣伝されていた役のオーディションに成功し、we chatで制作コーディネーターに連絡を取った後、タイでの撮影に参加することを決めたといいます。

ジャージャは、シンシンが金曜日に上海からバンコク行きの飛行機に乗り、スワンナプーム空港で出演者が手配した車に迎えられたと述べています。

さらに、撮影のオープニングセレモニーに向かうと聞かされていたが、トラッキングデータによりますと、ルートが次第に逸れていき、金曜日の正午頃(北京時間)、タイとミャンマーの国境付近で連絡が途絶えたといいます。

本人と連絡が取れなくなって以来、ジャージャは上海警察、バンコクの中国大使館、チェンマイの中国領事館に連絡を取りました。
さらに、月曜日にバンコクへ飛び、事態を追跡することも考えていると述べています。

一方、チェンマイの中国領事館は1月6日、「環球時報」に対し、1月3日にシンシンの家族から、ミャンマー国境にあるターク県メーソート地区での行方不明に関する電話を受けたと述べています。

ジャージャの投稿は中国のエンターテインメント業界内で大きな注目を集め、多くの俳優が投稿を共有して、シンシンの早期発見を支援しています。

行方不明の俳優シンシンは、「狐妖小紅娘:月紅篇」、「バラの物語」、「Under the Skin」などの複数の中国ドラマに出演していました。

以前、中国でタイに行くと誘拐されるという映画が話題を呼びました。
この件についてタイ政府は、中国人観光客がタイにこなくなったのは「この映画のせいだ」とまたまた人のせいにしていました。
しかし、この映画の内容のような誘拐や拉致、殺人事件などあるゆる犯罪が頻繁に起きているので、否定のしようがありません。

ではなぜこのような誘拐事件が頻発するのか?ですが、犯罪を起こす側からすると、成功率が高いからというのが上げられると思います。
日本での身代金目的による誘拐事件はほぼ成功しませんが、中国人の場合、身代金を支払わなければすぐに殺害されるというのが定説化していますので、親族側でもすぐに支払ってしまうという背景があります。

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